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不動産売却時の「古家付き土地」ってどう扱う?

解体して更地にするか、そのまま売るか…判断のポイントを解説

古い家(空き家)が建ったままの土地を相続・所有している方の中には、
「この家、解体したほうがいいの?」とお悩みの方も多いはず。

実際、古家を「解体してから売る」か、「そのまま売る」かはケースバイケース。

このコラムでは、以下の視点から判断基準を解説します。


「古家付き土地」とは?

文字通り、築年数の古い家屋が建ったままの土地のことを指します。
売却時には「古家付き土地」としてそのまま売るか、建物を解体して「更地」として売るかを選ぶ必要があります。

解体して更地にするメリット・デメリット

◎メリット

✅ 買主にとって活用しやすく、購入希望者の幅が広がる

✅ 見た目の印象が良く、早期売却につながりやすい

✅ 建物の老朽化リスク(倒壊・雨漏りなど)を避けられる

✖️ デメリット

解体費用がかかる(木造で50〜150万円程度〜)

❌ 建物がなくなることで固定資産税が高くなるケースあり

❌ 更地にしたあと、すぐに売れないと管理負担が増す

「そのまま売る」メリット・デメリット

◎メリット

✅ 解体費用が不要

✅ 買主が「リフォーム用」「DIY物件」として活用するケースもある

✅ 相続登記・売却までスピーディーに進めやすい

✖️ デメリット

❌ 内見対応が必要になる

❌ 建物の老朽化状態によっては買い手がつきにくい

❌ 買主が住宅ローンを使えない場合がある(再建築不可など)

判断の分かれ目は?こんなポイントをチェック

  • 建物の築年数・劣化状況は?(築30年以上、雨漏りや傾きがある?)

  • 売却予定地が「人気エリア」か「過疎地域」か?

  • 買主が再建築しやすい条件か?(接道条件など)

  • 解体後、すぐに買い手が見込めるか?

📌【不動産担当者・司法書士などと相談】して判断しましょう!

 

売却の選択肢と対策まとめ

売却方法向いているケース
古家付き土地で売る解体費用をかけたくない、買主が見つかる見込みがある
更地にして売る好立地・再建築しやすい土地、早く売りたい場合

まとめ:プロと一緒に「損しない選択」を!

古家をどう扱うかは、物件ごとの判断が必要です。
染谷綜合法務グループでは、司法書士・測量士・不動産担当がチームで対応。
「売却・解体・登記」までワンストップで支援します!

まずはお気軽にご相談ください。

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